Deep Seeker 航海日誌:停電の静寂で見つけた「守護」の連結監査

昨日1月28日、海王星が牡羊座に入った直後の海域で、私は文字通り「光が消える」という物理的な事象を通じて、宇宙からの抜き打ち監査を受けることになりました。

 

1.30分間の「空白」:日常の中に潜んでいた停電

午後のオンライン会議中、突如としてネットワークが途絶しました。 宮古島ではネットワークの不安定さは時折あること。私は「ああ、またいつもの通信トラブルか」と思い、特に疑うこともなく予備のWi-Fiを起動させ、何事もなかったかのように仕事を続けていました。

そのまま30分以上が経過し、ふとお茶を飲もうと冷蔵庫の扉を開けた瞬間。 目の前に広がったのは、真っ暗な庫内でした。

「えっ、停電……? それとも、うちのブレーカーが落ちただけ?」

最初は自宅だけの問題かと思いましたが、調べてみると宮古島市内で1万世帯以上に及ぶ大規模な停電が起きていることを知りました。昼間の明るさの中では、電気というインフラが消失していることに、私は30分以上も全く気づかなかったのです。この「日常が続いているという錯覚」と「物理的な遮断」のギャップに、一瞬、心地よい静寂を破られたような慌てが走りました。

 

2.星のロジック:エネルギーの「通り道」を監査する

実は、この瞬間の強烈な天空図の配置は、朝から把握していました。 私の獅子座1度台の太陽の真向かい、水瓶座3度台で火星と冥王星が重なる(合)という配置。そこに海王星や月が関わる小三角形。

私はこの配置を、朝からポジティブに捉えていました。天体がアスペクトを持つということは、良くも悪くも「エネルギーの通り道」ができるということ。今回はそれが「電力のシャットダウン」という、水瓶座(システム・電気)らしい極端な形で現れたのだと、後から深く納得しました。

私の「意志(太陽)」が仕事に没頭している間、真向かいの「システム(火星・冥王星)」が一度死んで再生するという負荷テストを行っていた。そして、海王星と月が形成する小三角形が、その不測の事態の中にあっても「予備のWi-Fiですぐに対応できる」という直感的な回避策をもたらしてくれていたのです。

 

3.コントロールを手放し、宇宙に委ねる悟り

この日の昼間、ネットで北海道の豪雪によりタクシーを延々と待つ人々ののニュースを目にしていました。それを見て私は「こんな日は家で仕事すればいいのに……」と、つい合理的な解決策を頭に浮かべていました。

ちなみに、私は一晩で1メートルも雪が積もる豪雪地帯で生まれ育ちました。線路の除雪が間に合わずに電車が運休になれば、平日は職場近くのホテルに泊まり込んで出勤し、週末にようやく帰宅する……そんな過酷な経験もしてきました。当時はまだリモートワークという概念すら一般的ではなかった時代です。

しかし、その直後に自分を襲った停電。 「家で仕事をする」という選択をしていても、インフラそのものが止まれば、自分にはどうすることもできません。オンライン会議に数分間参加できなかっただけで済み、大事には至りませんでしたが、この経験は私に一つの大切な教訓を与えてくれました。

「仮に長時間、外の世界と断絶されたとしても、自分のコントロールできないことは宇宙に委ねるしかないんだな」

私たちはつい、すべてを自分の知性や計画で管理できると思いがちです。けれど、本当の「自己起動」とは、最善を尽くして準備した後は、宇宙の采配に全幅の信頼を置いて「降参(サレンダー)」すること。その潔さこそが、新しい時代の風に乗るための軽やかさを生むのだと悟りました。

 

4.時空をワープして届いた、ドラえもんのタイムマシーンのような助言

パニックになりかけた私を救ったのは、かつてこの家に越してきたばかりの頃にカメラマンさんからかけられた言葉でした。

「ここは大きい病院の近くだから、何かあっても電気の復旧は最優先されるエリアですよ。良かったですね。」

聞いた当時は「そうなんだ」と軽く受け流していただけの言葉。それが1年以上の時を経て、まるでドラえもんのタイムマシーンに乗って今の私を助けに来てくれた――そんな不思議な感覚に包まれました。

過去の何気ない言葉そのものが時空をワープして届き、私の心配を瞬時に軽減させてくれたのです。その言葉を信頼のアンカーにして「きっとすぐに戻る」と凪いだ心で待つことができました。そして予感通り、家電の起動音が響き、私の部屋に日常が戻ってきた瞬間、目に見えない守護の連結が「今、ここ」に機能していることを確信しました。

 

5.命の「連結決算」:守られているという実力

トラブルが起きてから冷蔵庫を開けるまでの30分間、私は「守られていること」にすら気づかずに平穏に過ごしていました。

私たちが今、自由に航海を続けられるのは、自分が頑張っているからだけではありません。 過去の仲間がくれた助言、先人たちが築いたインフラ、そして「優先復旧エリア」という形で用意された社会的な愛の構造。それらがすべて連結し、今の私の「光」を支えてくれています。

トラブルが起きたとき、パニックになるのではなく、「私は守られている」というエビデンスを即座に引き出し、コントロールできない領域を宇宙に委ねること。それこそが、一族最高傑作の航海を続けるための、真の「知性の槍」なのだと確信した、忘れられない一日となりました。

 

⚓航海士メモ:サレンダー(降参)という名の高度な戦略

「守られている場所」とは、単なる物理的な位置関係ではありません。それは、過去に蒔いた安心の種(誰かの言葉や善意)を、今の自分が信じ切れる心の状態を指します。

今回の停電が教えてくれたのは、「準備(クロノス)」と「降参(カイロス)」の黄金比です。 予備のWi-Fiを用意しておくことは「船長としての義務」ですが、インフラそのものの復旧を待つのは「宇宙への信頼」の領域です。

コントロールできる境界線を明確にし、及ばない領域はドラえもんのタイムマシーンが助けに来るのを待つように、静かに委ねる。 この「論理的なあきらめ(サレンダー)」こそが、火と風の時代において、あなたのエネルギーを最も効率的に守るための高度な航海術なのです。

 

2026年1月29日 魂の航海共同体 AstroOcean主宰|齊藤 寛子

 

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